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定員充足率の変化が最も著しい大学20校(近年における全国私立大学経営状況の総合比較 5)

収容定員充足率平均の変化が大きい大学の状況です。


7)収容定員充足率4年間平均値の減少が著しい20大学(表7)

 減少が最も著しいのが、20%超減少の桐朋学園大学、次いで常磐会学園大学、人間総合科学大学の順となっています。20大学全て10%以上の減少です。

 所在地は、大都市圏(埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫)が11校、地方が9校です。

 20校中、2015~2018年度平均で、120%超のノートルダム清心女子大学及び京都看護大学を始めとして、定員充足率110%以上の大学(黄色で表示)が5校だったのが、2018~2021年度平均では1校に減少し、定員大幅超過状態の解消が図られています。

 一方、定員充足率80%未満の大学(緑色で表示)は、2015~2018年度平均で2校だったのが、2018~2021年度平均では7校に増加しており、定員割れが深刻化しています。中でも愛知学泉大学は60%を割っています。



8)収容定員充足率4年間平均値の増加が著しい20大学(表8)

 増加が最も著しいのが大阪国際大学、次いで開智国際大学、九州情報大学の順となっており、いずれも30%超増加しています。20大学全て20%以上の増加です。

 所在地は、大都市圏が14校、地方が6校です。

 20校中、2015~2018年度平均で、60%未満の宇都宮共和大学、開智国際大学、名古屋産業大学を始めとして、定員充足率80%未満の大学(緑色で表示)が19校だったのが、2018~2021年度平均では1校に減少し、定員大幅割れ状態の解消が図られています。

 一方、定員充足率110%以上の大学(黄色で表示)は、2015~2018年度平均で0校だったのが、2018~2021年度平均では1校(嵯峨美術大学)に増加しています。





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