top of page

論文の体をなしていない学位請求論文

論文の体をなしていない学位請求論文

かなり前のことになるが、北関東の某国立大にいたときの話。とある言語学系の教授が相談にやってきて、そこのボス的地位の教授が博士の学位を取得すべく彼も論文審査レビュー委員にされたが、全く論文の体をなしていない、こんなもので学位出したら大学の信用が失われるので、大学当局として受理しないでほしいと求めた。 学位請求者が論文審査のレビュー委員を指名するという。理系研究者が見たら常識外だろう。学位請求論文といっても、エッセーのようなもの。こんなんで博士の学位出したら、論文審査委員として名を連ねた研究者の見識が問われる。 結局、手続き上問題ありということで請求論文を受理しないこととしたが、人文社会系ではこのようなことが皆無ではない。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page