死人に鞭を叩くようではあるが・・
とあるtweetのスレに、例の自死された日本思想史研究者の方が書いた文章。東洋大学の論文誌に掲載されたらしい。 https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/16224.pdf
これについて、自分の感想をスレに載せた。4/24 >「近代的な世界観とは全く異なる金光明経に見られる自然観」をテーマにすると言っておきながら、「現実世界が浄土である」という日蓮の思想、自然観を説くだけで、現在、世の中にはびこっている「近代的世界観」と本質的にどこが違うのか、全く説明していないような。
それに対する反論 論文の射程を広げないために近代的な世界観を説明していないだけで、それをもって悪い論文だとするのはお門違いかと
自分の再反論 思想学系の論文って、そんなもので通用するんですか?仮説立てた上で具体的証拠を上げて検証するのが、実証史学等でも当たり前ですが。その上で、KW用いる場合はKWを具体的に定義する。
他の方から、研究途中のメモだろうというご指摘もいただいた。そんな感じもするのではあるが、以前にも言語学系の某国立大教授の書いた学位請求論文が、理系論文の常識から見ると論文の体をなしていない、エッセーに過ぎないような例を見たことがあるもので。