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三角関数外す代わりに自然対数必修にしたら?

高校数学で三角関数は学びたい人が学べばよいという、橋下氏の主張が議論になっている。 高校学習指導要領で必修科目の数学Ⅰ上に出てくるのは、三角比であって三角関数の手前の段階である。 とにかく三角比は基礎の基礎レベルだから、それだけでは役に立たないのは当然である。だが、数学というのは基礎知識から応用への積み重ねであって、それを学年段階でぶった切って教えていることが本質的な問題点ではないか? 例えば、一次方程式から始まって二次方程式まで学年で切らないで集中的に教える、有名進学校ではそのような授業を行っているという。 経済学や統計学、多変量分析では三角関数はあまり使われない。金融工学になると三角関数が必要になるというが。だが、確率、行列式、ベクトル、微積分、それに自然対数は当たり前に使う。 統計学や多変量分析が重視されつつある今日、社会の変化に応じて高校数学のカリキュラムの優先度、順番を見直すのは有意義だと思う。 三角比、三角関数を選択制にする代わりに、対数は10を底とする対数から自然対数まで集中的に教える、そんなカリキュラムの手法、選択がエビデンスに基づいて議論されるべきではないか?

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