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国民の「分裂」って良くないの?

 イギリスのEU離脱となった国民投票の結果を見て、国民の「分裂」を危惧する論調がある。むしろ、利害関係や政治意識の「分裂」がない方が問題ではないのか?

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 民主主義における多数決決定というのは、話し合いでは決着がつかない、しかしいつまでも店晒しにしておけない争点について、一応合理的と見られる解決策を選択する行為である。店晒しにしといたら事態がさらに悪化しかねない、もっと困ったことになるかもしれないから、多数決で解決する。話合いや相互の譲歩、妥協で解決できないから、多数決やるしかないのだ。  だから、国民の間で「分裂」している争点を明確にし、多数決による勝利を得られるような論争を展開することが必要である。日本では、高齢者と若者、都市と地方といったの利害関係の対立、「分裂」をタブーにする傾向がある。もっと「分裂」があった方が良い。自民党から共産党に至るまで、既存正統はこうした「分裂」に対応できないのかもしれないが。EndFragment

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